第9話 「大切な携帯電話」

チョルスを見ると胸が高鳴ることに気づいたアンナは、2人が恋人同士だったことを確信するが「今は好きじゃないみたい」と強がる。翌日、チョルスはすぐに姿を消すアンナのために携帯電話を買うが、予想通りアンナが「色が気に入らない」と言ったため、取り替えに行く羽目になる。そこに酒に酔ったユギョンから電話が。あわててかけつけ、薬を買いにいくチョルス。彼が席をはずすと、正気を取り戻し「チョルスとは大事な思い出がたくさんある」とアンナに言い放つユギョン。戻ってきたチョルスはユギョンを送りに行くが、アンナがいつまでも家に帰って来ないためバス停まで探しに行く。一方、コン室長とケジュは、高校時代を思い出し、自転車に乗ってデートを楽しんでいた。


第10話 「大好きな三つのもの」

アンナの乗っていたクルーザーで仕事をしていた人に会うためにソウルに行ったチョルスは、失踪者センターにも立ち寄り、アンナを探している人がいたら連絡がほしいと頼む。しかし、センターの職員は彼女を施設に任せることを勧める。チョルスが不在の家では子供たちが揃って風邪を引いてしまい、アンナは慣れないながらも必死で看病をしていた。数日後、失踪者センターからチョルス宛にかかってきた電話を取ってしまったアンナは、家を出ていくことを決意し、チョルスと一緒に大好きなマッコリとジャージャー麺を食べに行く。一方、クルーザーの行方を探している人がいることを知ったビリーは、関係者を口止めするためコン室長をソウルに送る。