第13話 「カンジャの誕生日」

記憶が完全に戻ったらチョルスへの思いを断ち切り、自分のいた場所に戻らなければいけないと思うアンナだが、何かと優しくしてくれるチョルスの姿に決心が揺らぎそうになる。チョルスや子供たちと一緒にカンジャの誕生会に呼ばれたアンナは大好きなマッコリを飲み、初めて心から笑いながら宴会を楽しむ。帰り道「今、好きなものを断ち切る必要はないみたい」とチョルスに告げるアンナ。一方、アンナの遺産がすべて自分の手に入ることを知ったにもかかわらず、アンナを取り戻すことを決意したビリーは、コン室長を通じてチョルスに釜山での工事を依頼。チョルスが一週間の出張に出かける日の朝、アンナは自分に対する彼の気持ちを確かめようとする。


第14話 「チョ・アンナって誰?」

リゾートホテルで仕事を始め、アンナがビリーの妻であることに気づいたユギョンはそのことをチョルスに伝えようと家にやってくるがすでに彼は不在。家にいたアンナから「記憶が戻ってもチョルスと一緒にいる」と言われると思わず「チョ・アンナという女、知ってる?」と口ばしる。不安な気持ちのまま眠りについたアンナは、夢の中で以前の自分から「戻りなさい」と言われる。そんな時、チョルスからの電話がかかり安心したアンナは「愛してる」と告白する。一方、釜山での仕事がコネで回されたものだということを知り、現場でコン室長の姿を発見したチョルスは真相を知るためにビリーを訪ねることにする。同じ頃、ビリーの忘れた指輪を届けるため、アンナもホテルへと向かっていた。